『昆虫ノート』

昆虫ノート (新潮文庫)

昆虫ノート (新潮文庫)

基本的に虫は好きではないんだけど、というか、積極的に嫌いな方なんだけど、虫の美しさには嫌悪感なんかを飛び越えてとてもひかれるものがあり…。(でもやっぱりモノによっては鳥肌立つわ、、)
左ページは迫力ある写真、右ページは自然学者らしい落ち着いたユーモアのあるエッセイで、読んでると優雅な気分になる。1980年代の出版なのでちょっと古いポケット図鑑のようなデザイン。その古さがまたよい。
いま虫ブームで、子供向けの書物はいろいろ刊行されているようだけど、蜂や蟻なんかの生態に関するちょっと詳しい本が出ていれば、ぜひ読んでみたいなぁと思う。