『ゴドーを待ちながら』

ゴドーを待ちながら (ベスト・オブ・ベケット)

ゴドーを待ちながら (ベスト・オブ・ベケット)

観客の顔をしゃれこうべに見立てたり、3つの帽子を2人で交互にかぶりあったりする場面がある。そうゆう、目に見えるところだけが共通点なわけじゃないけど、天野天街氏の『くだんの件』も『真夜中の弥次さん喜多さん』も、実はまっすぐベケット的だったのかなぁ、と思った。

もっとはやく読んどけばよかった、この本。たいへん面白かったです。