『コーヒーが廻り世界史が廻る―近代市民社会の黒い血液』

コーヒーが廻り世界史が廻る―近代市民社会の黒い血液 (中公新書)

コーヒーが廻り世界史が廻る―近代市民社会の黒い血液 (中公新書)

読破してないけどまぁいいや。世界商品と歴史を絡めての記述なんだから面白くないわけがないと期待して読んでたのに、理路整然と書かれてなくて、分かりにくいったらありゃしない。しかも、細かい事に目を向け過ぎて、世界史を廻したコーヒーのダイナミズムが描けてないぞ。同じ新書の『茶の世界史』(の前半部分)、ジュニア新書の『砂糖の世界史』が、とっても面白かっただけにかなり残念。