『アムステルダム』

アムステルダム (新潮文庫)

アムステルダム (新潮文庫)

原因不明の奇病に徐々に蝕まれていく社会を描いた話…なのかと思って読んでたら、違った違った。もっと変態色強い狂気を期待していたので、ちょっと拍子抜け。でも、甘さのない書きようがとても好みだった。同じ著者の『セメント・ガーデン』が良さそうなので、はやく文庫化してくれないかなぁと思う。